番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
170 宝篋印塔 | 正元元年 (1259) |
石造宝篋印塔 正元々年十月日の刻銘がある |
特徴等 |
この宝篋印塔は県内最古となる正元元年(1259)の銘をもつ石造宝篋印塔で、往生院の本堂の北に置かれている。塔身に金剛界四仏 (阿閦 (あしゅく)
如来・宝生如来・阿弥陀如来・不空成就如来)の梵字を刻んでいる。 往生院のある地は、奈良時代の僧行基を火葬した土地と伝わり、院内には行基供養の五輪塔が安置されている。また、境内周辺の輿山 (こしやま) 墓地は中世以降生駒谷6ヵ郷の惣墓 (共同墓) となり、多数の石造群が残る。 参考資料:現地の説明板( 2019-8-22 |
宝筺印塔 (撮影:2008-9) | 宝筺印塔 (撮影:2008-9) |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |